ミルキークイーンは、農林水産省が行った「スーパーライス計画」の一環で生まれました。これはいろいろな特徴を持ったお米の品種改良を目的として行われました。その中からコシヒカリを超えるといわれる新しいお米、ミルキークイーンが生まれました。
コシヒカリをさらに改良して生まれた低アミロース米です。お米の色がにごってミルクのようなので、ミルキークイーンと名づけられました。
アミロース米は食べ比べてすぐに違いが分かる米として最も注目されていて、新形質米とも呼ばれています。
もち米のような粘りがあり、冷めてももちもち感が失われにくく、お弁当やおにぎり等にも向いています。
このように他の品種とは異なる特性を持つ新形質米ミルキークイーンは、徐々に作付面積を増やす農家も現れ始めています。
京都丹波の土と水と空気に育まれた清純な環境で栽培しておりますミルキークィーンをお試しください。
栽培環境は、緑深き丹波山地を日本海に流れる由良川の支流である土師川流域になります。鮎の住む綺麗な水と肥沃な土壌に育まれた中山間地になります。
圃場は高低差のある地形のため、等高線に沿った形で単純な矩形にはなりません。そのため、面積も大小さまざまな圃場になります。いわゆる棚田のような形ではありませんが、作業効率の点では不利な地域になります。
しかしながら、日中と夜間の温度差のある環境は、お米には適した環境になります。加えて、山林からミネラルを含んだ水は最高の栄養源です。
このような環境の京都丹波でお米ミルキークィーンを栽培しております。
オマツ農園(尾松象次)は京都府エコファーマの認定を受け、エコファーマー認定マークの表示を許可されております。
また、農水省の国際水準GAPに関する研修を受け、環境保全型農業に取り組んでおり、有機堆肥の散布、土壌検査等を実施し土壌の健全化に注力しております。
従いまして、農薬については、田植時の除草剤だけで、田植から刈取りまで一切農薬は使いません。出穂時期のカメムシ防除やイモチ防除は行いません。
お米の表面の黒い斑点は、カメムシが中身を吸った痕ですが害にはなりません。色素選別機で選別しておりますが、皆無にはできません。どうかご容赦ください。
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